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散る桜 残る桜も 散る桜

言わずと知れた、良寛和尚の辞世の句だ。

桜の季節になると、僕の頭の中にはこの句がリフレインする。

命の摂理を説かれると同時に、「お前の残りの人生、それでいいのか?」と急かされるような気がしてしまう。

でも、何のことはない。すっかり葉桜へと姿を変えた頃には、そんな焦りも散ってゆく……。

それを毎年のように繰り返す、怠惰な我が人生も、また自然の摂理だと思うことにしよう。

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